タイ料理のルーツは、「辛さ・酸味・甘み・塩気」 が絶妙に重なり合う料理だと思います。出された料理を補うようにタイ料理店のレストランや屋台のテーブルには、4種類の調味料セットが置かれています。それは乾燥トウガラシの粉末(辛さ)、トウガラシの酢漬け(酸味)、砂糖(甘み)、ナンプラー・魚醤(塩気)の四つで、タイ料理の基本となりますかね。

使い方はと言うと、タイ人はそれぞれに好みの味があって、どの店においても同じ味になるようにこれらの調味料で調整するの普通です。つまり、タイの麺類であればテーブルに来た段階では基本的には未完成の状態で、お客が各々で味つけを行ない完成品にすることになります。この調味料セットが文化になっていることもあって、今の日本料理ブームが始まる以前は 日本のラーメンを出す店でも、タイ人は この調味料セットで味付けをしていた時代もありました。

タイの調理料セット

この4種類の調味料セットはよくできていて、例えば乾燥トウガラシだけではただ辛いだけですが、砂糖を加えることで鋭角ではない深みのある辛さになるから不思議です。思いますに、それぞれが互いの特徴を打ち消したり増長する役割があるんでしょうね。最終的に入れすぎると単に濃い味になってしまいますが、タイ人は子どもの頃からの経験で、自分好みの絶妙な味つけを持っているといいます ・・・  これに燕の巣があったら最高なんですねぇ~