タイ・バンコクでも慌ただしい年末年始を迎えています。今の時期になると 街中で時折、透明の包装紙に包まれた大きなバスケットを持ち歩いている人を見かけます。そうです、タイでも日本でいう“お歳暮”にあたる慣習があり、年の暮れに、このバスケットを持って取引先やお世話になった方に挨拶に行きます。

このバスケットをタイ語で「グラチャオ・ピーマイ」と呼ばれていますが、グラチャオはバスケット、ピーマイは新年という意味ですので、「新年のバスケット」となりましょうか。お歳暮は“今年 お世話になりました” という意味合いがあると思いますが、「グラチャオ・ピーマイ」は“来年も宜しくお願いします」と、なるんでしょうね。

コンビニの燕の巣

11月の声が聞かれると、よくデパートなどで見かけるバスケットの山。タイのお歳暮シーズン到来です。バスケットの中身は、コーヒーやジャム、パスタやオリーブオイル、紅茶など様々ありますが、燕の巣エッセンスもその一つです。写真のようにコンビニエンスストアでも店頭に並べられていますね。

「燕の巣」のバスケットも、梱包した状態で販売されていることから、手軽に購入できるギフトとしてタイ人の間でも人気があります。お肌や体に良いとされていますので、やはり中国系タイ人で送り先が女性や年配者が多いようです。しかし、日本と比較するとお歳暮の年間支出は少なく、2015年で約24億5,000万バーツ(約85億円)しかありません。日本のようにもっと、お歳暮を慣習化させる必要がありそうです。