タイでも今日16日は、旧正月(中国暦の正月)の元旦にあたる春節です。祝日ではありませんが、華人系の企業は前後を含めて休みを取るところが多いですかね。バンコクの華僑コミュニティでは、正式に認められたチャイナタウン、ヤワラートという中国人街で旧正月のさまざまな行事を楽しむのが普通です。ヤワラートは特に大きな祭り場と化し、道路の端から端まで旧正月を祝う大勢の人たち、さく裂する爆竹、龍踊りでにぎやかに埋め尽くされ、通りに集まった華僑の家族連れが、ファンファーレに加わり、大イベントとなります。

ヤワラートの旧正月

一般的な家庭では、「ワンジャ−イ」と呼ばれる元日の2日前は、買い出しや大掃除をする日。そして大晦日に当たる前日の「ワンワーイ」で、家族全員が家に集まり、神様にお供え物を捧げ、神々と先祖をまつりお祈りをします。また豪華な中華料理で祝う日でもあります。その時に「アンパオ」という赤いお年玉袋に小遣いを入れ、大人から子どもたちに渡します。元日の「ワンティアオ」には、カラフルな服を着て家族で親戚に会うために外出したり、魔除けのための爆竹を鳴らすなどして、縁起を担ぎます。

燕の巣 ツバメ

中国で中華料理の高級食材「燕の巣」は徐々に一般家庭でも栄養補助食品として食されるようになりましたが、春節の時期になると燕の巣はよく売れます。この期間に約30万人の中国人観光客が来タイしますが、ヤワラートへ燕の巣を食するためにやって来ます。なぜなら中国で現在、燕の巣の輸入元として認められているのは、タイ・インドネシア・マレーシアだけなんですね。観光客もそれを知っていますからヤワラートへ押しかけます(苦笑)。