時折、“南タイで採れるツバメの巣が中国料理として、食べられるのはどうしてですか?”なんて質問を受けます。日本で見かけるツバメと違って、中国料理の食材に使われるツバメの巣は、東南アジアに生息するアナツバメの巣。タイの南方やインドネシアの島々の断崖で採れることがよく知られています。

タイの島燕の巣

アナツバメの巣は通常の鳥の巣のように樹の枝などで出来ているものでなく、アナツバメの唾液腺の分泌物でできているので、食べることが可能なわけです。ツバメの巣自体には、ほとんど味はありませんが、美味しくするには味付け次第でしょうね。

ツバメの巣は血流が良くなる効果があると言われていて、天然栄養素や活性たんぱく質、コラーゲン、カルシウム、リン酸、ナトリウム、カリウム、ビタミンA、B1、B2、鉄分など鉱物質を豊富に含んでいます。ですから美容にも健康にも良いと、中国では昔から健康食品として、また美を保つ食品として料理に活用されてきました。

コンビニの燕の巣

特に病気予防に効果的なシアル酸は、ロイヤルゼリーの200倍も含まれているそうです。何となくイメージで、ツバメの巣って肌にいいのかなぁ~と思っている人も多いと思いますが、病気予防や健康にも効果的なんですね。バンコクでも中華街のレストランや屋台の中華料理店などで食べることができ、スーパーやコンビニでもツバメの巣のドリンクが売られています。