来タイする観光客の楽しみに「屋台での食事」もその一つです。その屋台が無くなりつつあります。かねてからバンコク全域で屋台の撤去が進んでいましたが、外国人観光客の多いカオサン通りとチャイナタウンは特例として営業が黙認されていました。ですが、タイ政府は交通の妨げと衛生的な問題を理由に挙げ、撤去させています。これで観光客の楽しみが一つ消えそうです。

カオサン通り

“バックパッカーの聖地”と言われるカオサン通りの屋台も姿を消しています。カオサン通り周辺は、全長約300メートルの小路を中心にゲストハウス、飲食店や土産物店、旅行会社、クラブなどが密集しており、近年は旅行者だけでなく地元の若者にも人気のエリアです。屋台も300軒ほどあり、特に人気だったのはパッタイ(焼きそば)の屋台。焼き鳥やフルーツ、ゲテモノスナック、雑貨のほか、路上マッサージの屋台もありました。

カオサンの屋台

この強制措置に対し屋台店主たちは猛反発し、バンコク都知事と地元警察に「死活問題だ」として営業存続の請願書を出しています。一時期、屋台排除要請を受けた地元警察は当初、要請を受け入れる動きがありましたが、政府の方針を変えるわけにはいきません。 

しかし以前、同様に屋台が撤去されたスクンビット通りで、商魂たくましい屋台の店主はテーブル形式の大きな屋台ではなく、通り沿いの壁や、閉店した店のシャッターに棚を設置し、そこに商品を並べて再開している所もあります。「これなら往来を妨害してないだろ」というわけです。  どうなりますか ・・・