タイの名物である屋台が、バンコク市内から完全に無くなってしまう危機を迎えている昨今ですが、皮肉にも昨年CNNによる「世界のベスト・ストリートフード23都市」でバンコクが1位に選ばれています。タイ政府もげんきんなもので、この報を受けて、政府観光庁とバンコク都庁が「バンコク・ストリートフード・フェスティバル」の開催を計画しているようです。

タイの屋(燕)

候補地はカオサンやヤワラート(中国人街)などの数カ所で計画していますが、“あまりに政策がちぐはぐ過ぎる”と批判を浴びてしまいました。カオサンやヤラワートも撤去の対象としていましたが、エリア・時間を区切って、このエリアの一部は残すという話も出てきています。そうなると既に完全撤去させられた別の場所から、当然のこと不満が出てきました。同感ですよね。誰もがそう思うでしょう。

CNNニュースがきっかけで、海外メディアが “バンコクは世界有数のストリートフード都市” として報じており、これまでの方針通り完全撤去してしまうと観光業にマイナスの影響を及ぼしかねないと、政府観光庁は言いだしています。この2つの地域について、衛生面の問題をクリアできれば、営業を許可するというのです。

タイの屋台を散策する女性(燕)

「タイ旅行の楽しみも半減」と嘆く旅行者もいるでしょうが、一方 地元民からは屋台撤去を歓迎する声もあります。「評判の屋台は会社員の何倍も稼いでるのに、ろくに税金を払ってない。シンガポールのように、屋台は決められたスペースに集めて営業させ、税金面でもきっちり管理すべき」という主張も当然です。 さぁ~ どうなりますか、また 追って報告します。